卓球を始めたばかりの方がまず覚えたいルールは、ざっくり3つです。「1ゲームは11点・2点差で勝ち」「サーブは2本ずつ交代」「ふつう5ゲームか7ゲームの先取(マッチ)」。これだけ押さえれば、部活や練習でゲームを楽しめます。この記事では、初心者・中高生・保護者の方に向けて、卓球の基本ルールをやさしく整理します。
まずは試合の流れ|「ゲーム」と「マッチ」の関係
卓球の試合は「ゲーム」を積み重ねて勝敗を決めます。1つのゲームを取り合い、決められた数を先に取ったほうが試合(マッチ)の勝者です。
- 1ゲーム=11点先取(ただし10対10になったら2点差がつくまで続けます)
- マッチ=ゲームの先取数で決まる。一般的には5ゲームマッチ(3ゲーム先取)や7ゲームマッチ(4ゲーム先取)がよく使われます
大会や部活によってゲーム数は変わることがあるので、最初に「何ゲームマッチか」を確認しておくと安心です。
点数の数え方|11点・2点差ルールを噛み砕く
点数は0(ゼロ)から1点ずつ増えていきます。先に11点を取ればそのゲームの勝ち、というのが基本です。ただし、両者が10対10に並んだときは、そこから2点差をつけたほうが勝ちになります。
- 例:11対9 → 11点側の勝ち
- 例:10対10 → 12対10、13対11…のように2点差まで続く
得点は声に出して数えると分かりやすく、サーブを打つ側の点を先に言うのが一般的です(例:「2-1」)。最初は紙やスコア表で記録してもかまいません。
「2-1」の言い方や、デュース以降のサーブ交代でつまずきやすい方は、当店運営の初心者向け解説サイト「卓球はじめの一歩」のカウントの仕方で、スコアのコールとサーブ権の動きを場面ごとに整理しています。
サーブのルール|2本交代と「手のひらを開いて上げる」
サーブ(サービス)は試合の入り口。ここでつまずく初心者が多いので、ポイントを順番に見ていきましょう。
2本ずつ交代する
サーブは2本打ったら相手と交代です。自分が2本サーブを出したら、次は相手が2本。これを繰り返します。なお、10対10以降(デュース)になったら、サーブは1本ずつ交代に変わります。
手のひらを開いてボールを上げる
サーブは、手のひらを開いて平らにし、その上にボールを乗せた状態から始めます。そして、ボールをほぼ垂直に16cm以上、上に投げ上げてから打つ、というのが正式なルールです。投げずにそのまま打つ「隠しサーブ」のような出し方は反則になります。
- ボールは静止した状態から上げる
- 手のひらは開いておく(握らない)
- 落ちてくるボールを打つ
細かい角度や高さは審判のいる公式戦で厳しく見られますが、部活や練習では「開いた手から上に上げて打つ」を意識すれば十分です。慣れてくると回転をかけた多彩なサーブが出せるようになります。サーブ練習に使うボールは、まとめてそろえておくと便利です(卓球を始めるのに必要なもので紹介しています)。
知っておきたい判定|エッジとネットイン
試合中によく出てくる、初心者がとまどいやすい2つの場面を整理します。
エッジ(台の角に当たる)
打ったボールが相手コートの上面のフチ(エッジ)に当たって入った場合は、有効(セーフ)です。一方、台の側面に当たった場合はアウトになります。角ギリギリは見分けが難しく、もめやすいので、お互いに正直にコールするのが気持ちよくプレーするコツです。
ネットイン(ネットに当たって入る)
ラリー中にボールがネットに当たってから相手コートに入っても、そのままプレーは続行します。ただし、サーブのときだけは別で、サーブがネットに触れてから相手コートに入った場合は「レット」となり、やり直し(ノーカウント)になります。
ダブルスの基本|2人の打つ順番
2対2で戦うダブルスには、シングルスにない独自ルールがあります。
- 交互に打つ:同じチームの2人は、必ず1球ずつ交互に返球します。同じ人が続けて打つと反則です
- サーブはコート半面へ:ダブルスのサーブは、自分の右半面から相手の右半面へ、対角線(クロス)に出します
- 順番が回っていく:ゲームごと、また得点状況に応じてサーブやレシーブの担当が入れ替わります
順番を間違えやすいので、ペアで「次はどっちが打つか」を声をかけ合うと安心です。慣れるまではシングルスで基本を覚え、少しずつダブルスに挑戦するのもおすすめです。
そのほかの基本マナー・反則
- ボールを2回続けて打たない(ワンバウンドで返すのが基本)
- 台を動かさない・空いている手で台に触れない
- サーブやラリーの前に、相手の準備ができているか確認する
- 得点したとき・取られたときも、お互いに気持ちよくプレーする
細かな規定は日本卓球協会やルールブックで確認できますが、まずは上の基本を知っていれば、部活や練習試合は十分に楽しめます。
ここで触れなかった細かい進行や、間違えやすいルールの線引きは、当店運営の初心者向け解説サイト「卓球はじめの一歩」の卓球のルールにまとめてあります。
まとめ|用具がそろったら、ルール→練習へ
卓球の基本ルールは、整理するとシンプルです。
- 1ゲーム11点・10対10からは2点差
- サーブは2本交代(デュース以降は1本交代)、手のひらを開いて上に上げて打つ
- エッジはセーフ・側面はアウト、サーブのネットインはやり直し
- ダブルスは交互に打ち、サーブはクロスに出す
ルールが分かったら、あとは実際に打って覚えるのが一番の近道です。まだ用具がそろっていない方は、はじめての卓球スタートガイドで必要なものを確認し、はじめての卓球セットから始めると迷いません。
迷ったら|AI用具診断 or スターターセット
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